※演目の内容に触れるようなネタバレは極力含まないようにしています。
5年ぶりに世界最高峰のエンターテインメント集団が日本に上陸!あの有名なシルク・ドゥ・ソレイユ、演目は『アレグリア』です。
ということで、舞台好きのボッチOLとしては一度はこの目で見たい!と行ってまいりました!
ただ、今回は見出しが少々不穏かもしれません…。
辛口…?世界最高峰のショーに…?
何様のつもり…?
うわー!そんなにカリカリしないで!
わかってます!もちろん素晴らしいショーでしたとも!
『結論』から申し上げますと、シルク・ドゥ・ソレイユ、そのチケット代がなかなか高額です。
どの席もだいたい1万円くらいします。そのため貧乏人の悪い癖で、ショーのハードルを無意識にも上げてしまったことがこの辛口レビューの原因です。
悲しいかな、貧乏な私が原因です。ただ、いいところだけ書いたって仕方ないと思いまして。せっかくなら、嘘のないレビューがしたいかなと。超個人的な感想を好きに綴ってこそのブログでしょ!感動から残念ポイントまで、広く語りたいと思います。
アレグリアのここがすごい!①~③
①アクロバットがすごい!
もう本当に凄すぎて同じ人間とは思えません。披露される技の一つ一つが洗練されていて、まさにエンターテインメントのプロ集団です。冷や冷やしっぱなしの手に汗握る展開だらけ!
座席での飲食はできるようになってるのですが、舞台に目が釘付けで何かを食べるような余裕はありませんでしたね。
一点、私が鑑賞した日はシステム不良によりショーの目玉でもある空中ブランコが見れず、それがとても残念だったりはしました。
舞台は生ものですから、こういうこともある…。
ただ、それ以外の演目はどれも素晴らしく、人間ってこんなことができるのかと感動しました。特にファイアーナイフダンスが私のお気に入りです。
炎って、なんであんなにも惹かれるんでしょう…
②生歌、生演奏がすごい!
シルク・ドゥ・ソレイユって生演奏で生歌なんです!
やっぱり、生の臨場感ってこれですよね!
生歌の歌声の美しさもさることながら生演奏に酔いしれながら最高のアクロバットを観覧できるのは、正直にすごく贅沢なことと驚きでした。
③ストーリー仕立ての演出がすごい!
アクロバットな演出の間には、演者ピエロたちの可愛らしく、そしてクスっと笑えるストーリーが展開されていきます。
衣装もとっても良いんだな~
詳細はネタバレになりますので控えますが、アクロバットだけだと手に汗握るばかりで疲れてしまいますので、彼らがうまく緊張と緩和を生み出してくれているように思いました。
そして、ここから残念ポイントになります…。
※あくまでも個人的な見解なので、ご気分を害されませんよう。
アレグリアのここが残念!①~⑤
①劇場は狭い
劇場が狭いために、場合によっては前が見づらい場合があります。
まず、舞台は思ったよりもこじんまりとした印象です。仮設というか、世界中を旅するエンターテインメント集団ですので、移動式となるとそこまで舞台を大きくもできないのでしょうけれど。隣の人とも近く、さらに前後も間隔も結構狭く感じる造りでした。
横が窮屈でほぼ身動きとれない…のは、観覧中あまり気になることはありませんでしたが、前後が窮屈だと”余白”がないために、少し体格の大きい方の後ろなら簡単に視界は遮られてしまうと感じました。子供の視線では、なおさらだと思います。
空中のショーは問題なくとも、舞台上の演出は一部見えずらいものがあったことも事実です。
②トイレが大行列
会場には仮設でトイレも用意してあります。
ただ、会場のキャパシティと比較してトイレの数は全然足りていない印象です。途中に休憩タイムもありましたが、あまりの大行列に並ぶ気にならないほどでした。
③途中の30分休憩は要らない
トイレが並ぶこともできないほど大行列になるのなら、途中の休憩こそ要らないのでは?というのが私の持論です。演目の都合で休憩が必要なのでしょうか?
公演自体30分の休憩含めて2時間15分程度ですので休憩なければ2時間ありません。映画の上映時間のほうが長いぐらいで尿意を催していてもギリギリ耐えれる時間かと思います。
なにより、会場がギュウギュウなのです。休憩に立つといっても右も左も人だらけ。移動するストレスのほうが大きく、私は休憩時間をじっと座席にて過ごしました。
④盛り上がりに欠ける
これはおそらくショーのの性質上なんですが、拍手のタイミングが各々の判断に委ねられており、またそのタイミングもわかりにくいため、ダラダラと間延びした印象をうけてしまいました。バッグの生演奏も、アクロバットの“決め”一つ一つで盛り上がるわけでもないようでした。
単純に比較はできませんが、普段の“劇場”では固定ファンの方々が拍手や盛り上がりのタイミングで先頭きって盛り上げてくださるので、そこから一体感が生まれ、それが公演の充実度に繋がったりすることもあると思います。
この『アレグリア』も、その素晴らしい技の数々にそのたびに拍手したいんですけれど、技が結構つながっていること、さらに集中の妨げになってはならない、という思いから息をひそめてしまい、なかなかこちらの感動を拍手で伝えられないのはジレンマでした。
これは、すごく勿体ない!
もう少し会場のスタッフさんが率先して拍手どころを指示、支援してくださってもいいんですよ!
⑤金額がややお高め
はい。ついに来ました。私がここまで申し上げるのにはこのチケットの金額というのがありまして…。
先ほども申し上げましたようにどの席でも、1万円近い結構な金額するのです。それは私がポンと出すには熟考が必要な値段でして、それゆえハードルも上がってしまいます。
これが円安でしょうか、先生?
※あくまで個人的な意見です
いろいろと述べましたけれども。※あくまで個人的な意見でございます(笑)
前半でお話した通り演者の方々の身体能力の高さはやはり必見ですし、世界を巡るあのこじんまりとした会場も含めて一度体験されることをお勧めします!ショーは開催地に合わせた工夫もみられ、全体として見応えがあったことは間違いありません。
皆さんも、ご自分の目で見て、そしてぜひ感想を教えていただけたらと思います。
コメント
初めて行きました。
期待は凄くありました。
ステージは小さいなーと感じましたが、パフォーマンスが凄くて
ますます狭いなーって感じ。
でもその分迫力を感じたかも。
座席が狭くてて映画館より窮屈でした。
音楽との融合は素晴らしいです。
ただストーリーがわかりづらかった。
拍手のタイミングが観客でまちまちで。盛り上がりにすこし足りなさを感じた面もあります。
もう一度行きたいですね。
こんどはもっと楽しめそうです。
座席は張り切って前の方にしましたが、もう少し後の方が空中ブランコ等は見やすかったかと。
お客さんが凄く遠慮して盛り上がりが足らなかったです。
今度は後の方で見てみたいです。
コメントいただきありがとうございます!
そうなんですよ~!おっしゃる通り、パフォーマンスの素晴らしさと、会場や拍手の大きさは釣り合っていないですよね(笑)
でももう一度行きたくなるお気持ちもわかります!
2回目、3回目とそれぞれ違う楽しみ方もできるステージだと感じます。
ソレイユの臨場感がまさに伝わってくる感想を、ありがとうございました!